2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「はるちゃん、パパに似てるよねぇ〜」と言われることがあります。端正な顔をした犬なので、A=B、B≒C、関係性枠で A=C となり、「いや、そんなことないですよ(私は端正な顔はしていないから)」と否定したくなりますが、同時に何だか嬉しい気持ちもします。…
名言〔第13位〕:「自ら変化を作りだす」 解釈: もしかするとこれは誤訳かもしれません。引用元はこうなっています。Experience has shown that grafting innovation on to a traditional enterprise does not work. The enterprise has to become a change…
名言〔第14位〕:「自らの貢献を考える」 解釈: 組織における個人の行動とその随伴性は、組織全体のパフォーマンスとその随伴性に同調するように設計すべきである。つまり、組織全体のパフォーマンス向上につながる個人の行動が強化され、つながらない行動…
このシリーズの最後に、吉田先生からいただいた問いかけの中で後回しにしたものに、まとめて回答します。おかげさまであらためてシングルケースデザインについて考えることができ、よい勉強になりました。三十周年記念のシンポジウムへのご協力と、このブロ…
昨日、朝のワイドショーで取り上げられていた、古いお好み焼き粉に発生した、ダニ(コナヒョウヒダニ)の話。 「1グラムに1万匹」というのがまず信じられない。1匹あたりの体重はどうなってしまうのだ? 「1ミリの3分の1から4分の1」というのも不思議だ。コ…
久しぶりにSkypeしたら、こんなメッセージが表示された。 え、まず意味がわからないんですけど。 「連絡先」が「アクティブでない」とは? 最近、Skype使ってませんね、ってこと? 余計なお世話です。 しかも、「アップデートを投稿」って、どこに何を? 文…
吉田先生からの問いかけ:○結果を一般化する際の限定条件についての論述の必要性について ・このようなことについての記述が考察であまり(ないし,ほとんど?)なされていないのでは? まず、その8に書いたように、シングルケースデザインは母集団につい…
吉田先生からの問いかけ:○内的妥当性への脅威(種々の攪乱要因の介在可能性)について*実際には内的妥当性が高いデザインによる検討を行なうことが困難である場合が多いであろうから,この問題の顕現性は高いと考えられる。・多標本群間比較法よ…
犬のあくびがこんなにも研究されているとは(笑)。Romero T, Konno A, Hasegawa T (2013) Familiarity Bias and Physiological Responses in Contagious Yawning by Dogs Support Link to Empathy. PLoS ONE 8(8): e71365. doi:10.1371/journal.pone.0071365…
吉田先生からの問いかけ:○検討していることの新奇性・脱常識性について・反証を求めている(リスキーな検討をしている)か?*率直に申し上げて,門外漢が読んで「へえー」とか「なるほど」とは思えない論文がたくさんありました(人間というものは,基…
Continuous Learning Group (CLG)は Fortune 100 の企業や米国の行政機関に対してコンサルティングサービスを提供している会社で、 Julie Smith 博士は Leslie Wilk 博士と共にこの会社を創業し、自らコンサルタントとして仕事をされてきた先生です。 お仕…
週末になると近所の公園は野球少年やサッカー少年たちでいっぱいになる。最近は男女が一緒に練習しているから、正確には少年少女たちだ。 地元のチームなのか、その中に大人が交じっていて、ノックしてたりするのだが、これが酷い。 「あきらめんじゃんぇー…
ハズバンダリー・トレーニングとは、動物の健康維持のために、血圧や体温を測定したり、歯を磨いたり、シャンプーしたりするときに、動物が嫌がらないように、それどころか自分から協力するように教える方法で、多くの動物園や水族館で使われている訓練法で…
前回、万引きの「衝動」を測定することについて書きましたが、今回はその続きです。 「衝動」と呼ばれる感覚は、それが何に対する「衝動」かによって性質が変わってくることでしょうか、たとえば、“ざわざわ”したり、“いてもたってもいられなく”なったり、“…
吉田先生からは「多くはシングルケースデザインによる研究のみに該当することではありません」という注釈つきで、数多くの「実際の適用に対する批判的コメント」をいただきました。 ここから先はその中からいくつか選んで回答させていただきます。○…
番外編は7月末の日本行動分析学会創立三十年記念シンポジウムで岡山大学の山田剛史先生から話題提供のあった「シングルケースデザインにおける統計分析」についてです。シンポジウムの後、山田先生に個人的に質問させていただいたことも含めて書いておきま…
吉田先生からの問いかけ:○多くの人が同じように判断できるようになることは重要(ないし,必ず必要なこと)なのか?○一律の判断基準などというものを想定すべきか?○個々の状況を踏まえた職人芸的な面は本来存在すべきものでは? *ただし,職人芸的な面の言語化(の…
臨床心理関係の図書を数多く出版している金剛出版から隔月で刊行されている雑誌『臨床心理学』で行動分析学の特集が組まれた号を読みました。 一般臨床、発達臨床、学校臨床、リハビリの他に、薬物依存支援や矯正教育における臨床という、ふだんはあまりお目…
青山学院大学から感謝状が届きました。昨年度に担当させていただいた応用行動分析学の授業評価アンケートの総合評価が上位30位以内だったそうです。 素直に嬉しいです。 所属大学でFD委員会から諮問されたら「こういう感謝状はもらっても嬉しくないのでは?…
(その3に行く前に2.5を挿入します) 以前、こんなツイートをしました。 Quantitative Analyses of Behavior ってのがあるわけだから、通常の行動分析学研究は Not Quantitative。独立変数の導入如何で行動が変わるかどうかだから極めてノンパラ。そもそも行…