自然と人間を行動分析学で科学する

島宗 理@法政大学文学部心理学科【行動分析学, パフォーマンスマネジメント, インストラクショナルデザイン】

2016-01-01から1年間の記事一覧

Q&A:上越教育大学特別支援教育実践研究センターセミナー(2016/11/05)から

先週の土曜日に上越教育大学特別支援教育実践研究センターセミナーの講師を務めて参りました。題目は「学校や地域で教師を支援して子どもの学びを促進する--事例研究を中心とした研修システムの構築と維持--」。 2時間の講演の前半に、徳島で取り組んでいる…

徳島県の教員用eラーニングおよび児童向けプリント教材が一般公開されました。

徳島県のプロジェクトとして昨年度から取り組んできた教員用eラーニング教材および児童向けのプリント教材が一般公開されました。飯泉知事の「カモンマニフェスト」にも記載されているプロジェクトです。 徳島県総合教育センター特別支援・相談課HP「特別支…

【お知らせ】ことばは、あなたの敵でも味方でもない、ましてや〈あなた〉でもない --アクセプタンス&コミットメント・セラピーは「何から」できているのか-- 2016/12/10

特別講義のお知らせです。武藤 崇 先生 (同志社大学)によるACTに関する講演です。法政大学市ヶ谷キャンパスでは現在古い校舎を順次建て替えているところですが、本講義はできたてほやほやの新しい校舎で開催します。 第三世代の行動療法と呼ばれる最新の臨床…

産業図書版『行動分析学入門』284頁の「理論的分析:私的刺激のタクト」について解説しました。

この言語行動の章はMalott先生たちのオリジナル版にはない日本語版独自の章で,故佐藤方哉先生が奮起して書き下ろしたものです。 佐藤先生は,"黄色い本"(『行動理論への招待』,大修館書店)を読むとわかるように,記号を使って事象を記述,整理することに…

案内:公開講座:行動分析学的な高齢者ケアの実際 --日米の違いをさぐる--(7/23@京都・今出川)

武藤崇先生(同志社大学)からのご案内を転載します。 高齢者ケアへの行動分析学の応用というと、和訳本もでていたピンクストン先生らの『高齢者の在宅ケア―家族に対する新しいアプローチ』(ミネルバ書房, 1992)がありましたが、その後、我が国でも少しず…

行動分析学道場:事例研究初級コースについて

行動コーチングアカデミー主催の《行動分析学道場:事例研究初級コース》では〈じぶん実験〉を題材に、事例研究の進め方を学びます。 夏に軽井沢で開催される道場本番での発表を目指し、参加者の方々それぞれが設定するご自分の標的行動や達成指標を測定し、…

「教育と医学」(2016年3月号, 2/27発売)に「子どもの気になるクセをなおす方法」という記事を書きました。

「教育と医学」(2016年3月号, 2/27発売)に「子どもの気になるクセをなおす方法」という記事を書きました。習慣逆転法について、このブログでも公開した過去記事をまとめたものですが、興味のある方はどうぞ。 ちなみに、この号では「子どもの困ったクセ」…

講演の資料:「通常学級の支援--すべての子どもの学びを支援するための発想転換--」

ご要望がございましたので、先週、徳島県の「実践研究報告会」で講演をしたときのスライド資料と配付資料を公開します。これだけだと何がなんだかわからないと思いますが、通常学級で学びを支援するために重要な4つのポイントについてそれぞれ体験的な演習…

日経ビジネスオンライン 慶應ビジネススクール:経営変革、成否はリーダーの「行動」

『部下を育てる! 強いチームをつくる! リーダーのための行動分析学入門』を書くときにたいへんお世話になった、CLG Japan代表のダニエル・ガイスラー先生が慶應大学ビジネス・スクール(KBS)で担当されている授業が日経ビジネスオンラインで紹介されていま…

【お知らせ】 徳島県教育委員会 実践研究報告会

2015年も残すところあと3日となりました。 今月中旬に何年かぶりに風邪で寝込んでしまったせいもあって、大晦日ぎりぎりまで仕事が終わりそうにありません(涙)。 振り返れば今年は公私共に色々なことがありました。京都で国際行動分析学会があったなんて、…