自然と人間を行動分析学で科学する

島宗 理@法政大学文学部心理学科【行動分析学, パフォーマンスマネジメント, インストラクショナルデザイン】

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

選挙とは議員の望ましい行動を強化し、望ましくない行動を弱化・消去する機会である。

ちょっと早いですが... 選挙のたびに、議員の投票履歴の一覧が欲しくなる。 議員の仕事は立法。どんな提案、どんな質問、どんな議論をどのくらいしたのか、詳細な情報をまとめるのは難しくても、少なくとも各法案に賛成/反対した記録が欲しい。 そうすれば、…

知らないうちにココログがスマホからの閲覧に対応していたのだ

もうずいぶん前かららしい。でもこの『自然と人間を行動分析学で科学する』だと、リダイレクトされない。テンプレートをいじくってるからかと、このページ(「携帯で閲覧しても携帯用のページに移動しない」)にそって修正してみたけど、だめ。 ページは作成…

行動分析学から心理学の基礎概念を解釈する(その8):メタ認知

定義: 「認知過程に関する知識、自己の認知状態やその過程の評価、認知過程や方略の実行制御、認知活動に関連した感情的評価といった広範囲な心的事象」(『心理学辞典』(有斐閣), p. 831)。 行動分析学的解釈: 「自分は情に流されやすい」や「早とちり…

自由記述の採点はときに楽しい(a.k.a. おまいらみんな俺の笑いのツボをよく心得とる)

学校心理学という授業の小テストで、「カットオフポイント」が正解の問題を採点していて大笑い。ツボにはまってしまった。隣の研究室の越智先生には怪しまれたかも。 だって... 「ターニングポイント」 …ん? 人生の?? 「カッターポイント」…ノッポさんか…