おかげさまで、非常にスローなペースで、でも継続的に売れてはいるそうで、このたび増刷となりました。お買い上げいただいた読者の皆さんに感謝致します。
編集者のKさんから「増刷出来」というキーワードをいただいたときに、「出来ました」の「ました」を省略した若者語かと、またもや語彙のなさをさらけだしそうになり、でも寸前で辞書を調べ、「出来」は「しゅつらい(or しゅったい)」と読み、「物事ができあがること」を意味することを学んでことなきを得ました。
増刷が決まってから入稿まで数日しかなかったので、手直しは少々です(相関係数のところは直しました)。
地震、津波、避難について書いてあるのですが、3.11の後では、やはりそのことに触れないと不自然だとは思いつつ、今回は時間がなくてそのままです。次回、また増刷の機会があれば、なんとか対応しようと思います。
ちなみに、この本、大学受験の国語の試験で何回か使われています。著作権がらみで使用許諾願いというのが来るんです。そういうのは初めてだったので最初はちょっと戸惑いました。問題を読むのも怖かったです(とんでもない勘違いされていたらどうしようと...)。これも新書の特性でしょうか。
本屋さんでピンクの帯をみたら、ぜひどうぞ(笑)。