知らなかった。うちの大学って「ピア・サポート」でGP採ってたんだ。
心理学科では昔から「ピア・サポーター」が組織されていて、学生たちが主体的に勉強会などを開催しています(たぶん大学のGPとは無関係に)。
たとえば自分は1 年生前期の心理学基礎実験という実験実習を担当しています。この授業では大学に入学してきたばかりのホッカホカの1年生が心理学の実験実習を行い、データを分析し、レポートを書きます(というか書く練習をします)。
WordやExcelをいきなり使いまくることになるので、高校までにPCにあまりさわったこともないという学生さんは鳩が水鉄砲をくらったような状態になります。
こんなとき頼りになるのがピアの勉強会。先輩が手取り足取り教えてくれるし、それをきっかけに友だちもできるみたいだし。
実際、心理学基礎実験の授業評価に「ピアの勉強会をもっと開いて下さい」なんて要望が書かれていたりもします。
昔だったら、先輩後輩のこういう人間関係は自然発生的に出来上がるものだったように思うのだけれど、今はある程度の構造はつくっておいて、でも運営は学生の自主性に任せて、ゆる〜く回すというのが機能するみたいですね。