京都大学保健管理センターの川村孝所長によると、水でうがいするとしない場合に比べて風邪の発症が4割減ることが研究からわかったらしい(京都新聞)。
驚いたのは、これまでに「うがいをすれば風邪の予防になる」ことを示した研究がなかったということ。つまり、言い伝え(?)でしかなかったのだ!(そういうことなら今回の研究は、当然、追試されるべきだけど)。
もっと驚いたのはうがい薬(ヨード液)には水ほどの効果が認められなかったこと!
100人あたり1ヶ月間で発症する人数
うがいをしないと→26人
水でうがいすると→17人
うがい薬でうがいすると→24人
これまで病院で処方されていたうがい薬はなんだったんだろう。
医療では効果が実証されている薬や治療法のみが許可されていると信じていただけにちょっとショック。
メディアが新型インフルエンザ発生可能性を連日のように報道して恐怖をあおっているけど、タミフルよりも手を洗ってうがいをする行動の頻度を増加させる方が先決かも。
とりあえずセルフマネジメントを導入してみよっと。