先日、スポーツアトム研究会で、学校における体育の授業の目的は何か?という議論になった。
ちなみに小学校学習指導要領の総則にはこんなことが書いてある。
ちょっとピンとこない。
自分の意見は、ズバリ、「体育」をやめて「遊び」にしましょう!
他の子どもと一緒にいろんな遊びができない子どもが増えているという(テレビゲームはできたとしても)。子どもの頃の遊びは、ソーシャルスキルを学習する基礎になっている。遊びの技能が不十分なら、社会的技能も不完全になってしまう。
型にとらわれない自由な発想や思考も「遊び」という状況では引き出しやすい。もちろんルールを守るということも教えられるけど、ルールを破ることもありというのが遊びの面白さでもある(他の教科ではなかなかないでしょ。そういうの)。
それに日本人は働きすぎと言われるようになって久しい。中高年の自殺が急増しているけど、ストレスの解消には、余暇のレパートリーが豊富にあることが望ましい(酒・女・パチンコ以外に)。
つまり、日本人がもっともっと遊び上手になれば、社会は楽しく、健康になって、しかも経済的にも潤う(福祉の負担が減り、経済が活性化する)。
体育のかわりに、ぜひ遊びを教えましょう!