自閉症を持った子どもたちへの教育支援方法として「ソーシャルスト−リーズ」なるものが注目されている。
音声言語の理解は苦手でも文章やイラストを読むと理解しやすい子どもたちに、活動の内容や作業の手順、学校や家庭で守らなくてはならないルールなどを説明するのに有効であるという評判だ。
しっかりした実験や研究はまだそれほど行われていないようである。というか、もしかしたら単純に視覚支援の一つにすぎないのかもしれない。我々健常な大人でも、専門用語が飛びかう難しい話は、聞くより読む方が理解しやすい。それと同じことなら、格別に新しい考え方ではない。
とはいえ、対応が難しい子どもたちを毎日相手にしている先生方や保護者の方に、少しでも役に立つ情報はないかとネットを検索していたら、こんなサイトを見つけた。
Polyxo.comでは、自閉症の子どもたちへの指導方法がわかりやすく整理され、紹介されている。ソーシャルストーリーズの作成方法や具体例もアップされている。応用行動分析学についての解説もある。特に「データ」についての説明は的を射ていて、このサイトの情報を信用するに値するものにしている。
こういうサイトが日本にも増えるといいのだが.....