去年の夏のプロジェクトの成果を竹田さんが地域に展開中! エアロビのクラスのメンバーに呼びかけ、記録を取り、公表し合って、ダイエットのパフォーマンスマネジメントに挑戦している。
竹田さんが気がついたように、セルフマネジメントの難しさは、セルフマネジメントを続ける行動をどうやって強化するか、にある。
友達や同僚など、同じ目標を持った“仲間”を強化のリソースとして使うというアイディアは、実は、グループセラピ−とかソーシャルサポートという形で、伝統的なカウンセリングでもよく使われるテクニックだ。
行動分析学からアプローチすると、記録のフォーマットとか、報告の仕方とか、社会的強化の工夫とか、かなり構造化したプログラムが組めるはず。
仲間からの承認が好子として機能するのか、それとも目標を達成できなくて“恥”をかくのを避けるように随伴性が作用するのかはよくわからない。そうした違いを生む変数がわかると、ドロップアウトも減らせるだろうし、参加した人たちが別のグループで同じような取り組みをするようになる確率も増やせるかもしれない(竹田さんがゼミの課題から自分の生活へとプロジェクトを自主的に展開したように)。
竹田さんのダイエットプロジェクト。今後もいよいよ見逃せない(^^)。