自然と人間を行動分析学で科学する

島宗 理@法政大学文学部心理学科【行動分析学, パフォーマンスマネジメント, インストラクショナルデザイン】

正月太り:その後

正月太りから回復するためのパフォーマンスマネジメント。この期間(1〜3月)は季節的にまだまだ太りやすい時期だし、今年は送別会などのヘビィな飲み会がたてこんでいる。ダイエットにとっては、まさに二重苦。そんな悪環境を敢えて乗り越えるために、次のプログラムを導入中。

(1) 体重を測定(できるだけ毎日)。

(2) 通常の食事以外に摂取した間食やお酒の量をポイント数で毎日記録。

(3) 毎日の運動量を記録。

(4) 次の飲み会までの目標体重を設定し、達成しなければその飲み会ではお酒が飲まないという自分への約束。

(5) (1)から(3)までをグラフにして経過を見る。

飲み会で酒が飲めないなんて、自分にとっては地獄のような状況。これを回避するために飲み会の日以外はほとんど間食をやめられている。下のグラフの赤い線が運動量で、黄色い線が間食量だ(飲み会の日は無制限勝負なので記録はなし)。

pm-diet-points-0603

そして、そのせいで体重も減少中。下のグラフの赤い線が体重で、黄色い線が目標体重である。

pm-diet-weight-0603

テニスやクライミングするにも、カラダが軽くなってきて、とても動きやすくなっている。いいカンジ。このまま理想体重まで落とし、維持プログラムへ移行するのがもくろみです。