野球とソフトボールがオリンピック競技からはずされた(Yahoo!ニュース)。
我々、日本人にとっては「え?」と思うほど不思議な話だが、J. S. Minami(2005, 私信)によれば、ヨーロッパでは野球を知らない人がほとんどで、水球の方がよっぽどポピュラーらしい。
自分たちの常識が世界の常識とは限らないことが世の中にはあるということを、全国的に学ぶチャンスだと思う。
データなしでは語れないので、調べてみた。
各国のYahoo!のスポーツのディレクトリに登録されていた野球と水球のサイト数。
・日本(1708:12)
・アメリカ(12211:88)
・イギリス(12581:98)
・ドイツ(142:32)
・イタリア(40:24)
・フランス(32:12)
日本・アメリカ・イギリスでは圧倒的に野球が強い(それでも米英では水球も頑張っている)。
イタリア・フランスでは確かに桁が3つも違う。
ちなみにドイツでは野球はソフトボールとあわせて1カテゴリー(単独でない)。フランスではさらにクリケットと同居状態。
J. S. Minami氏の話もまんざら誇張ではないようだ。