自然と人間を行動分析学で科学する

島宗 理@法政大学文学部心理学科【行動分析学, パフォーマンスマネジメント, インストラクショナルデザイン】

祝!:日本行動分析学会 実践賞 to 徳島ABA研究会

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なんだか間の抜けたタイミングになってしまいましたが、徳島ABA研究会日本行動分析学会の2011年度実践賞を受賞しました。高知での年次大会で受賞講演があり、前会長の田中先生が10年間の活動について紹介しました。

学会賞の受賞もおめでたいことですが、何と言っても、忙しい先生たちが10年間も継続して自主的な研究会を続け、しかもその成果を子どもたちの指導や支援に還元し続けたことに敬意を表します。

一筋縄ではいかないことも、やればできることの証を全力で示してくれて、感動です。

ほんとうに、おめでとうございます。

徳島ABA研の先生方が中心となって取り組んでいる事例研究はここで公開されています。

来週に筑波大学で開催される特殊教育学会では、現会長の山崎先生が「特別支援教育における教育現場と研究機関の協働・連携 (2) 〜 教員のパフォーマンス・マネジメントを支える組織づくりに向けて 〜」というシンポジウムで徳島ABA研究会の活動について話をします。私も指定討論で登板します。9/28(金)9:00-と朝早い時間帯ですが、興味ある方はぜひいらして下さい。学校で働く先生方を力づけるのは、文科省でも教育委員会でも中教審でもなく、子どもたちであり、子どもたちが先生たちを力づけるようにするためにはどのような仕組みが可能か、といった話になるのではないかと予想しています(当日の行きあたりばったり勝負なので、まったく違った展開になるかもしれません)。