自然と人間を行動分析学で科学する

島宗 理@法政大学文学部心理学科【行動分析学, パフォーマンスマネジメント, インストラクショナルデザイン】

はるがきた:やんちゃな小犬の子育日記(19) 雪やこんこ。“こんこん”じゃなかったんだ。

東京は大雪です。近くの公園にもすでに数センチ積もってます。

はるは大喜び。まさに“犬は喜び 庭かけまわり〜”状態。

何がこんなに嬉しいんだろ。はるの場合、コンクリートに比べて土、土に比べて芝生、芝生に比べて落ち葉の吹きだまりの上を好んで(選んで)、跳ねながら、体を左右に振りながら歩いたり走ったりします。足裏の感触でしょうか、着地したときのクッション感でしょうか。

童謡の「雪」。唄いだしは「ゆーきやこんこ」(ふれふれ、もっとふれの意?)だったんですね。どこかで誤学習したらしく「ゆーきやこんこん」(雪が‘こんこん’と降る様子?)だと思ってました。

恥。

はるはこの後、雪の下からポイ捨てされたスナック菓子らしきものを発見し(強化され)、もう雪に鼻を突っ込んで掘って探しを繰り返しました。へんに強化したくないのでじっと我慢。でも、消去は難しいですね。1時間くらい遊んでましたが、結局3回何か食べるものを見つけてしまい、食べてました。

今日は法政も入試ですね。受験生の皆さま、試験監督の教職員の皆さま、無事に一日が終りますように。