自然と人間を行動分析学で科学する

島宗 理@法政大学文学部心理学科【行動分析学, パフォーマンスマネジメント, インストラクショナルデザイン】

マスクでマスキング

渡辺先生越智先生のマスクネタに続いて、自分もマスクのことを書いておこう。

マスクは自分にとっては常備品。でも、それはインフルエンザ対策ではなくて、嗅覚刺激を文字どおりマスキングする手段となっている。

どうやら自分には嗅覚の感覚過敏傾向があるらしく、他の人には匂わない臭いも気になったり、場合によっては鼻水などのアレルギー反応さえ生じる。

デパートの1階は鬼門で、息を止めて一気に走り抜けたくなるくらい。

というわけで、マスクは電車の中などで、どうしようもなくキツい香水とか加齢臭に出くわしたときの自衛策になっている。

マスクだけだとマスキング効果が小さいので、マスクにメンソールスティックのアロマを滴らして使う。

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これでバッチリ。香水も、加齢臭も、まったく匂わなくなる。

ちなみに、嗅覚過敏は精神的疾患との関連性も指摘されていて、若干、不安。

マスキング効果:ある刺激の効果を他の刺激で覆い隠すこと。