自然と人間を行動分析学で科学する

島宗 理@法政大学文学部心理学科【行動分析学, パフォーマンスマネジメント, インストラクショナルデザイン】

MSさま: 120回の操作/人/学期 x 1.5万人 x 2学期/年 = 360万回の操作

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 後期のレポート採点がすべて終了〜 これで気持ち良く年を越せます。

 Wordではファイルごとに最後に表示したときの画面倍率が保存されているようで、ファイルを開くと、レポートごとに異なる倍率で表示される。

 さすがに学部生は若い。多くの学生が100%以下。中には70%とかで作業している奴もいる。こんなんでよく読めるなぁ。

 老眼の俺にはとても厳しくて読めないので、150%から200%に拡大して読むことになる。 

 ファイルを開くたびにほぼ毎回この操作をしなくてはならない。倍率を強制的に固定する機能があればいいのと探したが、ないねぇ〜。

 学期ごとに平均120通のレポートを読むとして、日本全国約3万人いる大学教員の半分が老眼だとして(ありえる)、前後期に同じような作業をしていれば、毎年、日本だけで360万回この操作が行われていることになる。

 無駄ですねぇ。

 MSさん、なんとかしてくれ。

 追記:品川クリニックから「40歳からのレーシック」の案内が届いた。すでにレーシックをした人も追加で老眼対策の手術ができるらしい。"レーシックカメラ"という小さく薄いレンズを埋め込むということ。心がちょっと動きます。